カナダの名門ボーディングスクールを訪問➆ ~ アソルマレーカレッジ・オブ・ノートルダム

Athol Murray College of Notre Dame

サスカチュワン州の州都リジャイナ(Regina, Saskatchwewan)にやってきました。

1920年創立の男女共学、生徒数300名のボーディングスクールで、Wilcoxという村の半分をキャンパスが占めます。

大学進学を目指す学校ながらスポーツが強く、カナダ全土や世界15か国からの留学生が学んでいます。

 特にホッケープログラムは世界トップとも言える内容で、これまで200名以上を世界最高峰のNHL(北米プロホッケーリーグ)に送っており、現在NHLで15名、世界各国のプロホッケーリーグで75名が活躍中です。

 

この学校を卒業した日本人ホッケー選手の写真も飾られていました。

この日本人選手は今、女子ホッケー日本代表のコーチをしているそうです。先の北京冬季オリンピックで、日本の女子ホッケーが活躍したことは記憶に新しいですが、その時テレビのニュースを見ながら、日本のホッケーって世界で戦えるほど強かったかなあ、と思ったのを覚えています。なるほど、こんなところでつながっていたとは、、、強くなったのも納得です。

 

アイスホッケーリンク              シュート練習のシステム

ラグビーやサッカーも強いですが、トップレベルの選手だけでなく、90%の生徒が何らかのスポーツをしています。日本と違い北米では、トライアウトと言って強いスポーツでは選抜試験を通過しないと入部できない学校も多いですが、この学校は日本のように希望者は全員入部し参加できます。

ホッケー選手の女子生徒がこの学校について説明してくれました。ホッケーの海外遠征などで学校を離れることも多いが、オンラインで勉強したり宿題を提出したりするシステムが確立しているそうです。

「ホッケーを通じてできた人脈が世界中に広がっている。この学校で学ばなければできなかったこと。」